『よしりん辻説法⑥
恋愛論・完』の
感想をご紹介します!
本日『恋愛論』を、いつもの書店で購入しました。
『愛子天皇論』よりも入荷数が少なめでした。
『愛子天皇論』はまだまだ山積みになっていて、最近にはない大人気作となっているようです。。
「聖人列伝」は大好きな作品でしたが、単行本になっていないことを常々残念に思っていたので、今回再録されたことがうれしくて、まず最初に読みました。
発表から30年近い年月が経過していることにビックリ!
シャンソンの本質を、はじめて知りました。ただのオサレな曲ではないのですね。
朝ドラ『花子とアン』で、美輪さん歌唱の『愛の讃歌』の歌詞が、よく知られた岩谷時子訳のものとは全く違う情熱的な内容に衝撃を受けましたが、その訳がよく分かりました。
私は、JAZZが好きですが、スタンダードとよばれる曲と相通じるものがあると思いました。
殺伐とした昨今の世相を見ていると、「ロマン」は大切だと痛感しております。
最後のページは、筆文字でただ「完」と締めくくられているところは、カッコイイ!と思いました。
「そんなことアルパカ」のビジュアルの原案者としては、いろいろなアルパカちゃんが出てくることがとても楽しみでしたが、これで見られなくなることは少々残念でもあります。
ただ、作品の随所で使っていただけたことは、ファン冥利につきます。
私の命尽きた時には、棺桶には『恋愛論』を入れてもらおう考えています。
(たこちゃんさん)
美輪明宏の『愛の讃歌』はまさに
よしりん先生が常々描いている
「愛はどとー」という世界を
表現し尽くしたような歌であり、
『恋愛論・完』に収録するのに
これほどふさわしい作品は
なかったといってもいいでしょう。
時代を超え、普遍の原理に行きついた
『恋愛論・完』、
ぜひお読みください!!